引越しが決まると様々な手続きをしていかなくてはなりません。
しかし、このような手続きを1日だけで終了させるのは難しいでしょう。
引越しが決まった段階から引っ越しが完了するまでの間、どのような順番でどんな手続きをすればよいのか、わかりやすくまとめてみました。
会社や学校関係が最優先
まずは社会人であれば会社に引っ越すことを告げなければなりません。
そして未成年の場合は学校に通っているため、学校関係の手続きも必要になります。
これは引越しが終わってから行うものではなく、引越しが決まった段階で行うものなので最優先にしなければなりません。
どこに引っ越すのかということが分かった段階で必ず報告するようにしてください。
子供の学校に関しては、転校をする場合転校先でもいくつかの書類手続きがあります。
そういった部分についても実際に引越しをする前の段階で済ませておかないと、引越し後すぐに通うことができなくなってしまいます。
荷造りなどで大変な時ではありますが、最優先に行ってください。
光熱に関しての変更も忘れずに
引越しに関しての1人が決まったら光熱に関する手続きをしなければなりません。
今まで住んでいた住居ではガス、電気、水道などを使わなくなるので、この住所での契約を打ち切り新たに引越し先で契約を結ぶ必要があります。
このとき引越し当日から使用できる状況を整えるのか、荷物を運ぶ段階で使用するので引越し当日よりも前普通の契約を結ぶのかが変わってきます。
少しずつ荷物を運んで行く場合には1週間から2週間程度、引越しの当日よりも前に契約をしておきましょう。
そうすれば、ある程度暗くなっても電気をつけることができるので、荷物を運び込む際にも安全性が高まります。
お手洗いや拭き掃除に使用するための水を使うにも必要不可欠です。
またこのような契約は新しい住居での立会いが必要になるケースがほとんどですので、あらかじめ日程調整をしておくことも忘れずに。
住所変更をしてから免許や銀行など
引越しが完了し、今日から新しい家で生活をするという段階になったら、まずは役場で住所変更をしましょう。
市町村などが変わる場合には新しく変わった役場で転入届を出せば今まで住んでいた役場では自動的に転出届が出されることになります。
市町村が変わらない場合には住所変更を行うだけですので、移転届というものになります。
まずは住所変更しないと運転免許証の住所変更なども行いませんので、これを先に行ってください。
それから運転免許証の住所変更を行います。
さらには、保有している自動車の駐車場に関しても変更する必要があるでしょう。
その次に銀行の手続きや、クレジットカード、携帯電話、インターネット回線などの契約手続きを行ってください。
こういったものに関しては基本的に銀行は直接出向いて住所変更、その他に関しては電話1本またはインターネット上から変更を行うこともできます。
近年では、インターネットバンキングなども増えてきていますので、こういった銀行であればネット上から住所変更を済ませることも可能です。