火災が起きてしまったとき冷静に対処できる人は少ないと言われています。
どうしても大きな混乱を招いてしまいますが、実際に火事が起きてしまった時のことを考えながら、できるだけ自分の身を守ることができるように火事対策グッズを購入しておきましょう。
家の中にも上手に対策物を取り入れることで火の回りを抑制することができます。
カーテンやラグから選ぶ
お部屋の中に使用するカーテンまたはカーペット、さらにラグなどといったアイテムは防炎タイプを選ぶようにしましょう。
そうでないものに関しては布ですので、火の回りが非常に速くなってしまいます。
しかし防炎タイプのものであれば一瞬で火が回ってしまうようなことがなく、万が一の際には逃げる時間を作ることになります。
部屋の中で最もカーテンやラグなどが燃えやすいと言われているため、必ず防炎タイプを使用した方が良いでしょう。
またこの他、家具も燃えやすいもの同士を近づけておかないということも大切になります。
木でできた家具などを並べて設置しておくと、その分火の回りが早くなってしまうので家具はそれぞれ、ある程度離して設置した方が良いでしょう。
揺れを察知しているブレーカーを落とすアイテム
近年では様々な火事対策グッズが販売されていますが、中でも重宝するのは地震などの揺れがあった際、自動的に揺れを察知してブレーカーを落としてくれるというアイテムになります。
価格等は商品によって様々ですので、ベストのものを選ぶと良いでしょう。
地震があった時だけでは無く、ある程度大きな火災になると各々大きさによって家屋が爆発するように揺れることがあります。
こういった場面でも察知してブレーカを落としてくれるので二次災害を防ぐことにつながります。
自分たちが逃げた後でも電気によって火災が広がってしまうことを防いでくれます。
防火バケツやタンクを準備しておく
火災があったときには、とにかく逃げることを最優先に考えてしまうのではないでしょうか。
しかし必要に応じて火を消すことも考えなければなりません。
そのため、防火バケツや防火タンクなどを準備しておくと良いでしょう。
こういったものであれば、万が一火の粉が上がった時にもすぐに燃えてしまわず、水を使うことができます。
購入した後は常にお水を入れて保管しておけば万が一の際に安心です。
火事が起きた時だけでは無く、地震などによってお手洗いが使えなくなった時にも使用することができるでしょう。
防炎対策というのは非常に様々なアイテムが販売されているので、上記した以外にも家庭用の消火器などを常備しているご家庭もあります。
ただし消火器を常備する場合には、小さなお子様なイタズラしてしまうことがないように専用のケースなどで守るようにしましょう。
火事が起きた際には煙を吸ってしまうというのが最も大きな懸念になってくるため、煙を吸い込まないようにするためのハンカチやタオルを手が届く場所に置いておく事も大切です。
小さなお子様のいるご家庭では火災が起きた際、どうすればよいのかを常にお子様と話し合い、小さなお子様が火の中に飛び込んでしまうようなことがないようにしましょう。